“味覚”について
やまさき歯科・矯正歯科の村山です。
コロナの後遺症として”味覚障害”があるようです。
人はこの味覚をどこで感じているのでしょうか?
以前は甘味、酸味、塩味、苦味、それぞれを舌のある特定の領域で感じていると言われていましたが、現在の考え方は違っているようです。
それぞれの味物質は、口に入ると、最初に「味蕾」(みらい)という組織に付着します。
味蕾は舌以外に、のどの周囲にも存在します。
1つの味蕾は、すべての味物質をキャッチし、そのシグナルが脳に伝わり味を認識しているようです。
コロナのウイルスは、この人の精巧な働きにダメージを与え、人々を苦しめる味覚障害を起こしているのです。