タバコと歯周病の関係ありますか?
タバコが直接の原因とは言えないのですが、歯周病の人にはタバコを吸う方が多く、1日の喫煙本数が多い人ほど歯周病にかかっている割合が高いと言われています。
タバコを1本吸うと、まず ビタミンCが約25mg破壊されます。これはレモン果汁1個分とほぼ同じ量です。 ビタミンCの不足は体の細胞組織を弱くし、歯周病の危険度を高めます。それだけでなく、ニコチンなどの化学物質が歯や歯ぐきの免疫機能に影響し、つまり歯周病に侵されやすくなるという訳です。
喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病の進行度合いが6.2倍早いというアメリカの調査結果もあります。
禁煙することが最善の予防策なのはもちろんですが、どうしても止められない人は吸う本数を減らして、さらにビタミンCの不足に十分注意しましょう。