歯医者が怖い?
- 2017.09.11 | スタッフブログ
そもそもワタシは、病院自体が嫌いなんですが、その中でも特に歯医者が苦手なんですよ。
小学校低学年の頃、
近所の歯医者に通院していた間に、虫歯の治療や抜歯をすることもあったんですが、
とにかく痛い!
虫歯を治療する際の、あのドリルのような器具で歯を削っている時の痛さといったらもう・・・
虫歯治療に関しては、
虫歯を治療するためのドリルの音を聞いただけで、怖くて気分が悪くなるという方もいるようですが、
私もその音を聞くとドリルで削られている時を思い出してそうなります・・・。
そんなワタシが今では当院で患者さんの送迎をやっているんですが・・・。
なんでも歯科恐怖症というのがあるらしく、
歯科不安症とも呼ばれていて、
過去の恐怖体験から心に大きな傷を負ってしまったことで、
自分では制御できない不安な気持ちに支配されてしまう症状のことみたいです。
歯医者のことを考えただけで極度の不安とストレスを感じ、逃げ出したい衝動に駆られパニックを起こす、
足がすくんで歩けなくなる。眠れなくなるなど睡眠障害を訴える人もいるらしいんですね。
過去に体験した歯医者での痛みの記憶や恐怖心から、
白衣、消毒のにおい、ドリルの音などが引き金になることもあるみたいです。
なかには怖くて歯医者に行けないため、
ひどい痛みを感じるようになっても通院せず我慢している方もいるかもしれません。
そうすると、
虫歯や歯周病が進行し歯がボロボロになる、口臭や膿が出る、
さらに歯が抜け落ちるということがあり、お口の中がボロボロになってしまうんです。
そんな歯科恐怖症でも克服する方法があるみたいですよ。
まずは「始めからきちんと相談」することなんです。
当院も予約制ですが歯医者の多くは予約制です。
予約を取る前に、歯の状態だけでなく、歯科恐怖症であることをきちんと伝えましょうね。
(当院の受付嬢も話を聞いてくれ、ひらがなで書いても感じが良いようですよ)
電話だけでなく、今はホームページなどからメール相談を受付けている歯医者が増えています。
そのときの対応が、
自分に合っている歯医者であるかどうかをしっかりと判断しましょうね。
そして「信頼できる歯医者を探す」が大事ですね。
歯科恐怖症に対しての考えは医師によっても異なりますから、
電話やメールで相談し、よさそうな歯医者があれば足を運んでみましょう。
歯医者へ行ったらすぐ治療をしなければならないと思っている人が多いですが、
そんなことはありませんよ。
歯科恐怖症であることを伝えたのですから、
今度は歯医者の様子、医師の様子はどうか、親身に話を聞いてくれるか、
対応が良いかなどを観察していると、
治療方針や先生、スタッフの様子も把握できるんです。
あと治療法など技術的なこととか他にもいろいろあるんですが、
ここなら通えるかもしれないと思える歯医者を根気よく探しましょうね。
現在、当院には毎月1000人以上の方が通院されています。
なかには歯科恐怖症の方もおられたかもしれませんが、
皆さん喜々として通院されていますよ。
ワタシの知人にも当院を紹介して、治療はほぼ終わったみたいですが、
「いっちょん痛となかったよ!こぎゃん歯医者は初めてバイ!」(一部熊本弁が入っていますが)
と紹介したワタシの低い鼻も高くなるような感じで自分のように嬉しいです。
あなたが「今日は憂鬱だわ~。こうした治療をされるみたいだから、痛いだろうな~」
なんて思っても、
きっと笑顔で帰途に着くことになるかもですよ。
今日の担当はYOSHIDAでした。