もしもケガしてしまったら?
こんにちは、スタッフの松田です。
今回は、もしもケガで歯が抜けてしまったらどうすればよいかについて書きます。
1 脳震盪が疑われたらまず病院へ
頭や顔、顎を強くぶつけた時には、まず脳震盪を起こしていないか確認しましょう。
頭痛や吐き気、ふらつき、めまい、ボーッとするなどの症状がみられる場合は、
けっしてゆっすったり動かしたりせず、しばらくそっと休ませ、必ず病院を受診し検査
を受けましょう。検査で無事を確認してから歯科院へ
2 抜けた歯は捨てないで。
汚れを軽く落とす程度にさっと洗います。根っこについた薄ピンクの組織が大事なので
決して取ってしまうような洗い方はしないでください。
3 歯が乾かないように保存。
根を乾かすと再植できなくなるので、口に含むか(飲み込まないようよう下の歯と唇の
間に挟さむ)歯の保存液や牛乳に浸けて保存します。
4 急いで歯科院に連絡し緊急受診しましょう。
受診が早いほど再植の可能性が早まります。
抜けた歯を元の場所に戻し固定します。うまくいけば元通りに治ることがあります。
そのあとは歯がうまく付いたか、内部で炎症を起きていないかなど、経過観察をして
いきます。
* 歯の救急保存液
再植しやすい状態で歯を24時間程度保存可能。先に病院へ行かなければならないと
き、これがあると安心です歯科院やネットで購入できます。
自宅、学校やクラブチームの救急箱に備えておくと安心です。