酸蝕歯にご用心!

こんにちは、スタッフ松田です。

今回は酸蝕歯についてお話します。

歯は酸に弱く、酸性度の強い(すっぱい)飲食物に長く触れるほど溶けてしまう、ってご存知ですか?

歯はカルシウムの一種でできていて、実は酸に触れると化学反応を起こして分解して溶けてしまいます。
この現象を「歯の酸蝕」といい、酸蝕によって病的に傷んでしまった歯を「酸蝕歯といいます。

image

金属の詰め物だけが溶けずに残り、周りの歯が溶けています。

私たちが日常的に食べ、飲んでいるものは、一昔前とはずいぶん変化しています。
自動販売機でいつでも炭酸飲料が変え、おやつはすっぱいグミや干し梅が大人気。
食卓ではいまやれもんやポン酢、そして酢を使ったドレッシングが欠かせません。お酒は柑橘類を使ったカクテルが好まれ、さらには、健康志向の高まりとともに、黒酢や柑橘類を好む方も増えています。
今私たちの歯は、未曾有の酸の中にいます。

ですが、酸蝕から歯を守るちょっとしたコツがあります。

1 すっぱい物を食べたら歯磨きは30分後に。

2 柔らかい歯ブラシを選んでごしごし磨かない。

3 ストローを使って飲む。歯が歯に直接触れないように飲む。

4 美容や健康の為の酸にの摂取はほどほどに。

5 炭酸飲料がはぐっと飲み干して!

ちょっとした工夫で歯への影響を減らすことができます。
ぜひ実践してみてください!

ご予約・ご質問などあればお気軽にお問い合わせください

©2016 yamasaki dental clinic. All Rights Reserved.