酸蝕歯にご用心!
- 2015.05.11 | お知らせ
こんにちは、スタッフ松田です。
今回は酸蝕歯についてお話します。
歯は酸に弱く、酸性度の強い(すっぱい)飲食物に長く触れるほど溶けてしまう、ってご存知ですか?
歯はカルシウムの一種でできていて、実は酸に触れると化学反応を起こして分解して溶けてしまいます。
この現象を「歯の酸蝕」といい、酸蝕によって病的に傷んでしまった歯を「酸蝕歯といいます。
金属の詰め物だけが溶けずに残り、周りの歯が溶けています。
私たちが日常的に食べ、飲んでいるものは、一昔前とはずいぶん変化しています。
自動販売機でいつでも炭酸飲料が変え、おやつはすっぱいグミや干し梅が大人気。
食卓ではいまやれもんやポン酢、そして酢を使ったドレッシングが欠かせません。お酒は柑橘類を使ったカクテルが好まれ、さらには、健康志向の高まりとともに、黒酢や柑橘類を好む方も増えています。
今私たちの歯は、未曾有の酸の中にいます。
ですが、酸蝕から歯を守るちょっとしたコツがあります。
1 すっぱい物を食べたら歯磨きは30分後に。
2 柔らかい歯ブラシを選んでごしごし磨かない。
3 ストローを使って飲む。歯が歯に直接触れないように飲む。
4 美容や健康の為の酸にの摂取はほどほどに。
5 炭酸飲料がはぐっと飲み干して!
ちょっとした工夫で歯への影響を減らすことができます。
ぜひ実践してみてください!