院内の本を読んでみて
- 2015.02.27 | お知らせ
こんにちは。やまさき歯科矯正歯科の井野です。
今回は院内の絵本の紹介をします。
私たちが食べるお肉を提供するために、その命を天に還す職業の人を知っていますか?
食肉加工センターで働く坂本さんは牛を「解く」仕事をしています。坂本さんはこの仕事が好きではありません。牛を殺さないと、お肉が食べられない。大事な仕事だとわかってはいるのですが、殺される牛と目が合うたびに、何度も何度もやめようと思っていました。
それでも、息子の言葉を励みに仕事を続けていた坂本さんでしたが、ある一頭の牛と女の子が食肉センターにやってきます。
その女の子と牛の行動を見ていた坂本さんは、「この仕事はもうやめよう。もうできない。」と思いました。
その後、坂本さんのとった行動は・・・。
この絵本は院内の見やすい位置に飾ってありました。何気なく手を取って読んだこの絵本ですが、最後のページをめくった後、悲しいような、切ないような、それでいて「食べる事」を深く深く考えさせられるような物語でした。
もしかしたら、子どもよりも大人の方が共感できるかも知れません。もちろん子どもの食育にもいい絵本だと思います。
私は夢中になってこの絵本を読みました。薄暗い部屋で読んでいたので、私の姿を見たスタッフを驚かせてしまいましたが・・・。(; ̄Д ̄)
皆さんは明るい部屋で、本は読みましょうね!