今日もお勧め本紹介♪

皆さんこんばんは。夏の読書感想文は済みましたか?まだ書いていないという人も、
もう書いてしまったよ。という人も、ぜひ読んでもらいたい。そんな本をご紹介します。

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)
上橋 菜穂子
講談社
2009-08-12


 《あらすじ》
 
リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが―。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける。

前回紹介した本と同じ作者さんの本です。獣の奏者シリーズは長編で、
『I 闘蛇編』『II 王獣編』『III 探求編』『IV 完結編』の全4巻+外伝1巻から構成されています。 

「え~長編なの?そんなに読めないよ。」という人も、一巻を読み終えた時点で、すぐに2巻目を読みたくなると思います。とにかく続きが気になって、読んでいる最中はこの世界観にのめりこみ、読み終わった後は「あぁ~すごくいい本だったなぁ!」と感じるはずです。

実はこの本には面白いエピソードがあります。この本は2006年年11月に『闘蛇編』と『王獣編』が二冊同時刊行されました。作者の上橋さんにとって物語の結末は『王獣編』のラストシーンが究極のものであり、これ以上物語が続くことはないと考えていたため、本来はこの全2巻で完結したはずでした。しかし、周囲から「続きを読みたい」という声が数多く寄せられ、またアニメ化されたこともあって、自身も物語の中で描ききれなかった謎への決着を付けたいという思いが生まれたために、2009年8月に続編となる『探求編』と『完結編』が、2010年9月には『獣の奏者 外伝 刹那』が刊行されました。
完結後数年たった後でも続編を期待される。それくらい人気のある本なのです。しかも続編も蛇足感を感じさせず、全ての伏線が回収された続編でした。
NHKでアニメ化もされましたし、コミカライズもされています。子供も大人も楽しめます。ぜひぜひ、読んでみて下さい。
思いがけず長くなりましたね。Σヾ( ̄0 ̄;ノ
以上、井野でした~。(^∀^)
 

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